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税所篤快スリランカプロジェクト帰りの大水希望が変貌を遂げていた件。

いやーーーうれしかったですね。 大水希望(おおみずのぞみ)、無事に帰国しました。 え?誰かって?? 彼女は大学の後輩。しかも同じ長崎県五島列島の出身。 しかも自分が大学時代に立ち上げた学生団体「さがん東北応援チーム ropE,」のメンバー。 いうなれば、妹のような存在なわけです。 そんな彼女は約10ヶ月の間、スリランカ留学をしておりました。

目的はこれ。税所篤快さんって知ってますかね?

今、ひとりの日本人がバングラデシュなどの新興国で教育革命を起こしている。その名は税所篤快。彼が手掛けるのは、映像を使って、途上国・新興国に教育イノベーションを起こすe-Educationプロジェクトだ。バングラデシュでは、農村部の貧困層に映像で授業を届け、“バングラデシュの東大”と言われるダッカ大学の合格者を生み出した。 リクルート出身で民間人として初めて東京都の公立中学校校長を務めた藤原和博氏が、「今いちばんリーダーシップがあって、普通の会社で収まらないようなパワーのあるやつ」、そして「今いちばん応援している」人物として名前を挙げる税所氏。    

武雄市の教育とも深い関わりのある藤原和博さんも注目の方です。 彼女はこのプロジェクト、つまりスリランカで映像を使った教育の普及にチャレンジしてきたわけです。

里本「プロジェクトはどうだった?」大水「結果からいうと失敗でした。」 そう即答した彼女。

なぜ失敗したのか? 彼女に聞いてみた。 彼女の答えはこう。 知らない土地、知らない人たち。日本人とは違う感性の中で戸惑いがあった。具体例をあげるなら、ミーティングの約束をしていたとしても、日本人のような勤勉性が決してあるわけではないスリランカの人たちとはうまく話し合いの場を設けられず、うまく企画が進められなかった。よいパートナーをみつけることも難しかった。 彼女はそう答えた。 やはり、異国の地で事を運ぶのは、自国でなにかをやるのとはわけが違うようだ。

逆にスリランカの人たちの立場になって考えると合点がいく部分もある。 いきなり知らない日本人が現れて、 「こういう教育手法を取り入れていきたいから手伝って!!」 って言われて、本当に乗ってくれる人ってどれだけいるのだろうか???

んーーやっぱり難しいし、それを成功させてきた税所さんって本当にパワフルな人なんだなーと。

けど、大水希望の挑戦は無駄ではなかったと感じた。これはきれいごとではなく。なぜかって? それは 行く前と行った後で、

顔つきも身振りも手振りも話し方も考え方も、変貌していたからです。知らない土地で、ひとりでプロジェクトを進めるってどれだけ不安なことが想像できるでしょうか? 僕は到底想像できません。想像を超える困難さだという想像ができるだけです。 プロジェクトがうまくいかず、現地で泣き崩れたこともあったそうです。 そこまでして得られたものって簡単にブログで文章化できるようなものじゃないんです。ただ、さっきも書いたように 顔つきも身振りも手振りも話し方も考え方も変わった。 これがベストな形容の仕方だと思うんですよね。

そして何と言っても、こうしてチャレンジを終えた後輩がわざわざ会いにきてくれるっていうことが、素直に嬉しかった。 今私も武雄という知らない土地に来て、ひとり戦っているようなものなので、共感する部分があった。 今後、彼女が貴重な人材として、日本で活躍、いや世界に羽ばたく存在になることを切に願っている。

Innovator No.11 大水希望


いやーーーうれしかったですね。

大水希望(おおみずのぞみ)、無事に帰国しました。

え?誰かって??

彼女は大学の後輩。しかも同じ長崎県五島列島の出身。

しかも自分が大学時代に立ち上げた学生団体「さがん東北応援チーム ropE,」のメンバー。

いうなれば、妹のような存在なわけです。

そんな彼女は約10ヶ月の間、スリランカ留学をしておりました。


目的はこれ。

税所篤快さんって知ってますかね?





今、ひとりの日本人がバングラデシュなどの新興国で教育革命を起こしている。その名は税所篤快。彼が手掛けるのは、映像を使って、途上国・新興国に教育イノベーションを起こすe-Educationプロジェクトだ。バングラデシュでは、農村部の貧困層に映像で授業を届け、“バングラデシュの東大”と言われるダッカ大学の合格者を生み出した。

 リクルート出身で民間人として初めて東京都の公立中学校校長を務めた藤原和博氏が、「今いちばんリーダーシップがあって、普通の会社で収まらないようなパワーのあるやつ」、そして「今いちばん応援している」人物として名前を挙げる税所氏。


武雄市の教育とも深い関わりのある藤原和博さんも注目の方です。

彼女はこのプロジェクト、つまりスリランカで映像を使った教育の普及にチャレンジしてきたわけです。


里本「プロジェクトはどうだった?」


大水「結果からいうと失敗でした。」


そう即答した彼女。


なぜ失敗したのか?

彼女に聞いてみた。


彼女の答えはこう。

知らない土地、知らない人たち。日本人とは違う感性の中で戸惑いがあった。

具体例をあげるなら、ミーティングの約束をしていたとしても、日本人のような勤勉性が決してあるわけではないスリランカの人たちとはうまく話し合いの場を設けられず、うまく企画が進められなかった。

よいパートナーをみつけることも難しかった。


彼女はそう答えた。


やはり、異国の地で事を運ぶのは、自国でなにかをやるのとはわけが違うようだ。


逆にスリランカの人たちの立場になって考えると合点がいく部分もある。


いきなり知らない日本人が現れて、

「こういう教育手法を取り入れていきたいから手伝って!!」

って言われて、本当に乗ってくれる人ってどれだけいるのだろうか???


んーーやっぱり難しいし、それを成功させてきた税所さんって本当にパワフルな人なんだなーと。


けど、大水希望の挑戦は無駄ではなかったと感じた。これはきれいごとではなく。


なぜかって?

それは

行く前と行った後で、

顔つきも身振りも手振りも話し方も考え方も、変貌していたからです。


知らない土地で、ひとりでプロジェクトを進めるってどれだけ不安なことが想像できるでしょうか?

僕は到底想像できません。想像を超える困難さだという想像ができるだけです。


プロジェクトがうまくいかず、現地で泣き崩れたこともあったそうです。

そこまでして得られたものって簡単にブログで文章化できるようなものじゃないんです。


ただ、さっきも書いたように

顔つきも身振りも手振りも話し方も考え方も変わった。

これがベストな形容の仕方だと思うんですよね。


そして何と言っても、こうしてチャレンジを終えた後輩がわざわざ会いにきてくれるっていうことが、素直に嬉しかった。

今私も武雄という知らない土地に来て、ひとり戦っているようなものなので、共感する部分があった。

今後、彼女が貴重な人材として、日本で活躍、いや世界に羽ばたく存在になることを切に願っている。



Innovator No.11 大水希望

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